夜鹰之星 (9)

夜鹰之星 (9)

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よだかの星(9)

 鷲(わし)は大風(おおふう)に云(い)いました。
「いいや、とてもとても、話(はなし)にも何(なん)にもならん。星(ほし)になるには、それ相応(そうおう)の身分(みぶん)でなくちゃいかん。又(また)よほど金(かね)もいるのだ。」
 よだかはもうすっかり力(ちから)を落(おと)してしまって、はねを閉(と)じて、地(ち)に落(お)ちて行きました。そしてもう一尺(いちしゃく)で地面(じめん)にその弱(よわ)い足(あし)がつくというとき、よだかは俄(にわ)かにのろしのようにそらへとびあがりました。そらのなかほどへ来(き)て、よだかはまるで鷲(わし)が熊(くま)を襲(おそ)うときするように、ぶるっとからだをゆすって毛をさかだてました。
 それからキシキシキシキシキシッと高く高く叫びました。その声はまるで鷹でした。野原や林にねむっていたほかのとりは、みんな目をさまして、ぶるぶるふるえながら、いぶかしそうにほしぞらを見あげました。
 夜だかは、どこまでも、どこまでも、まっすぐに空へのぼって行きました。もう山焼けの火はたばこの吸殻(すいがら)のくらいにしか見えません。よだかはのぼってのぼって行きました。

夜鹰之星(9)

 

天鹰星座狂妄自大地回答:

“不行不行,这怎么行?要成为星星,必须有恰如其分的身份才行。而且还需要有很多钱。”

夜鹰已经精疲力竭,它收起翅膀,朝着地面掉落下去。在它疲软的双爪离地面只剩三十公分高时,它突然又像烽火般直线冲入云霄。夜鹰冲入夜空后,浑身一抖,将羽毛倒竖起来,看起来就像凶鹫袭击灰熊时那般。然后发出高亢响亮的吱吱吱叫声。那声音宛若老鹰。使得栖息在原野和树林中的鸟儿都惊醒过来,浑身颤抖着,睁着诧异的双眼仰望着夜空。

夜鹰笔直地一直飞向无边无际的天空。往下一看,只见烧荒之火已变得像烟蒂的余烬那般大小。夜鹰仍是继续往上空往上空地飞。

 

翻译:来源网络

原文:宫泽贤治

 



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