ごん狐10 狐狸阿权10

ごん狐10 狐狸阿权10

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ごんは、ふたりのあとをつけていきました。 「ほんとかい?」 「ほんとだとも。うそと思う(おもう)なら、あした(み)に来い(こい)よ。その(くり)を見せて(みせて)やるよ」 「へえ、へんなこともあるもんだなア(なあ)(」 )それなり、二人(ふたり)はだまって歩いて(あるいて)いきました。加助(かすけ)がひょいと、(あと)を見ました(みました)。ごんはびくっとして、小さく(ちいさく)なってたちどまりました。加助(かすけ)は、ごんには(き)がつかないで、そのままさっさとあるきました。(きつ)兵衛(ひょうえ)というお百姓(おひゃくしょう)の(いえ)まで来る(くる)と、二人(ふたり)はそこへはいっていきました。ポンポンポンポン(ぽんぽんぽんぽん)と木魚(もくぎょ)の(おと)がしています。(まど)の障子(しょうじ)にあかりがさしていて、大きな(おおきな)坊主頭(ぼうずあたま)がうつって動いて(うごいて)いました。ごんは、 「おねんぶつがあるんだな」と思いながら(おもいながら)井戸(いど)のそばにしゃがんでいました。しばらくすると、また三人(みひと)ほど、(ひと)がつれだって(きつ)兵衛(ひょうえ)の(いえ)へはいっていきました。お経(おきょう)を読む(よむ)(こえ)がきこえて来ました(きました)。


 


阿权偷偷地跟在两个人后面。“你说的是真的吗?”加助又开口问道“当然是真的,你要是不信的话,明天到我家来,我把那些栗子拿给你瞧。”“嘿,天下还真有这种怪事儿啊。”说到这儿,两人便闭口不谈了,继续走路。加助无意中回头看了一下。阿权吓了一大跳,身体缩成一团,僵在了那里。加助没有注意到阿权,又快步走了。他们来到一个叫吉兵卫的村民的家门口,便进屋了。屋里传来了敲木鱼嘭嘭嘭嘭的声音。烛光将和尚那晃动着的光头的影子映在了窗户纸上。哦,是在念经啊。阿权边想边在井台旁蹲了下来。过了一会儿,又来了三个人一块儿进了吉兵卫家。屋里传出了念经的声音。


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