第284期NHK新闻（中日字幕）

今日、１１月５日は、「世界津波の日」です。和歌山県の沿岸部を走るＪＲきのくに線では、南海トラフの巨大地震や津波を想定した避難訓練が行われました。

この訓練は、「世界津波の日」に合わせて和歌山県広川町とＪＲ西日本が行ったもので、電車の走行中に南海トラフの巨大地震が発生し、緊急停止したという想定です。乗客は、乗務員の指示に従って、扉から１メートルほど下の線路に降りました。

   乗務員の誘導で、およそ５００メートル離れた高台にある避難場所の神社まで走って避難しました。

「世界津波の日」は、江戸時代の「安政南海地震」が起きた旧暦の１１月５日に、村民を高台に誘導し、津波からを救ったという「稲むらの火」の故事が由来となっています。