NHK 2023年4月26日

注射の針より細い内視鏡　慶應大学などのグループが作る

慶應大学などのグループは、今までのレンズの代わりに特別な光ファイバーをつけた内視鏡を作りました。太さは1.25mmぐらいでとても細いため、注射で使う針の中に入れて、きれいな映像を撮ることができます。

グループによると、ひざの関節を検査するとき、今は体全部に麻酔をする必要があります。この内視鏡はとても小さい穴から体に入れることができるため、簡単に検査ができるようになります。今まで見えなかった血管や神経なども見えるようになって、いろいろな使い方ができます。

この光ファイバーはプラスチックでできています。安く作ることができるため、使ったあとは捨てることができて安全です。

グループは、来年から多くの病院でこの内視鏡を使うことができるようにしたいと考えています。

庆应大学的团队制作了一种内视镜，用特别的光纤取代了以前的镜头。它的粗细为1.25mm左右，非常细，可以放入注射用的针头中，拍摄出美丽的影像。

小组说，检查膝关节时，现在需要全身麻醉。因为这个内视镜可以从很小的孔进入身体，所以检查变得简单。以前看不见的血管和神经等也能看到，有各种各样的使用方法。

这个光纤是塑料做的。因为价格便宜，所以使用后就可以丢弃，非常安全。

该集团希望从明年开始在更多的医院使用内窥镜。