第39课、【标准】豊洲市場の地下水(20170501月曜日)

豊洲市場の地下水モニタリング調査のうち、最終となる９回目の調査で高濃度の有害物質が検出されたことを受けて行われた都の再調査は、昨日、結果が公表されました。 それによりますと、２９か所の調査地点のうち２５か所で環境基準を上回るベンゼンやシアン、ヒ素などの有害物質が検出され、最大で環境基準の７９倍のベンゼンが検出された９回目の調査と同じ傾向を示したということです。豊洲市場の安全性を検証する専門家会議には、今回の結果を受け、引き続き地下水の調査を行って経過を確認するとともに、市場に設置された地下水の上昇を抑えるシステムを強化して汚染された地下水を取り除くなど、対策を検討することにしています。そのうえで、平田健正座長は、昨日、豊洲市場では地下水を使うわけではないので安全性に問題はなく、地上と地下を分けて考えるべきだという見解を改めて示しました。一方で、小池知事は、これまで、地上と地下を分ける考え方では都民の理解と納得につながらないという考えを示しています。再調査の結果についても、昨日、「非常に重く受け止めていかなければならない」と述べていて、移転については慎重に判断するものとみられます。