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むかしむかし、あるところに、おつなという女と、その婿(むこ)が住んでいました。 ある日、婿は仕事で遠くへ行く事になりました。 「なるべく早く戻って来るから、しっかり留守を頼んだぞ」 婿が出かけたあと、おつなは一人でなわを編んでいました。 するとそこへ見知らぬおばあさんがやって来て、おつなの編んでいるなわをいろりにくべたのです。 「なっ、何をするんだよ!」 おつなが止めても、おばあさんは知らん顔です。 そのうちに燃えてしまったなわの灰を、おばあさんはムシャムシャと食べ始めたではありませんか。 「・・・! おつなはびっくりして逃げ出そうとしましたが、体が震えて立ちあがる事も出来ません
おつながつづらの中で手を合わせた時、がばっと、ふたが開いたのです。 「おおっ、いた、いた。今日は、お前を食いに来たよ」 おばあさんはおつなを引きずり出すと、足からムシャムシャ食べ始めて、あっという間に体のほとんどを食べてしまいました。 でも不思議な事に、おつなは死なずに、まだ生きていました。 「ああ、うまかった。残りは、明日にとっておこう」 おばあさんは頭だけになったおつなを戸棚の中へしまうと、ゆっくり家を出て行きました。
それでもおばあさんは、階段を登ってきます。 おつなはもう一度、カヤの実を口に入れて、 カチン! と、噛みました。 「何だか、嫌な音だね」 でも言うだけで、足を止めようともしません。 足音が、どんどん近づいてきます。 おつなは、怖くて怖くて息が詰まりそうです。 (お願い! あっちへ行って!) おつなは思い切って最後のカヤの実を噛んで鳴らしましたが、もう、おばあさんはびくともしません。 「ふふふ、におうぞ、におうぞ」 おばあさんは二階に来て、そこら中をかぎまわりました。 (ああ、もう駄目!)
おばあさんは二階に来て、そこら中をかぎまわりました。 (ああ、もう駄目!) おつながつづらの中で手を合わせた時、がばっと、ふたが開いたのです。 「おおっ、いた、いた。今日は、お前を食いに来たよ」 おばあさんはおつなを引きずり出すと、足からムシャムシャ食べ始めて、あっという間に体のほとんどを食べてしまいました。 でも不思議な事に、おつなは死なずに、まだ生きていました。 「ああ、うまかった。残りは、明日にとっておこう」 おばあさんは頭だけになったおつなを戸棚の中へしまうと、ゆっくり家を出て行きました。
おつなはもう一度、カヤの実を口に入れて、 カチン! と、噛みました。 「何だか、嫌な音だね」 でも言うだけで、足を止めようともしません。 足音が、どんどん近づいてきます。 おつなは、怖くて怖くて息が詰まりそうです。 (お願い! あっちへ行って!) おつなは思い切って最後のカヤの実を噛んで鳴らしましたが、もう、おばあさんはびくともしません。 「ふふふ、におうぞ、におうぞ」 おばあさんは二階に来て、そこら中をかぎまわりました。
ヒッヒヒヒ。そんなら、明日の今頃、また来るでな おばあさんは灰だらけの口でニヤリと笑い、外へ出て行きました 次の日、おつなは怖くて仕事も手につきません おばあさんが来る頃になると、カヤの実を三粒持って、二階のつづら(→衣服などを入れるかご)の中へ隠れました やがて、おばあさんがやってきました。 「おや、いないのか しばらくいろりのまわりを歩いていたおばあさんは、階段を登り始めました。 おつなは、おばあさんを驚かそうとして、 カチン! と、カヤの実を噛みました。 おばあさんは、その音にハッとして足を止めます。 「はて、何の音かな?」 それでもおばあさんは、階段を登ってきます。
むかしむかし、あるところに、おつなという女と、その婿(むこ)が住んでいました。 ある日、婿は仕事で遠くへ行く事になりました。 「なるべく早く戻って来るから、しっかり留守を頼んだぞ」 婿が出かけたあと、おつなは一人でなわを編んでいました。 するとそこへ見知らぬおばあさんがやって来て、おつなの編んでいるなわをいろりにくべたのです。 「なっ、何をするんだよ!」 おつなが止めても、おばあさんは知らん顔です。 そのうちに燃えてしまったなわの灰を、おばあさんはムシャムシャと食べ始めたではありませんか。 「・・・! おつなはびっくりして逃げ出そうとしましたが、体が震えて立ちあがる事も出来ません
「ヒッヒヒヒ。そんなら、明日の今頃、また来るでな」 おばあさんは灰だらけの口でニヤリと笑い、外へ出て行きました。 次の日、おつなは怖くて仕事も手につきません。 おばあさんが来る頃になると、カヤの実を三粒持って、二階のつづら(→衣服などを入れるかご)の中へ隠れました。 やがて、おばあさんがやってきました。 「おや、いないのか?」 しばらくいろりのまわりを歩いていたおばあさんは、階段を登り始めました。 おつなは、おばあさんを驚かそうとして、 カチン! と、カヤの実を噛みました。 おばあさんは、その音にハッとして足を止めます。 「はて、何の音かな?」