NHK 2023年8月2日

熱中症にならないように学校が気をつけて

山形県米沢市で7月28日、女子中学生が部活動のあと、家に帰る途中に道で倒れました。中学生は熱中症のようになっていて、病院に運ばれたあと亡くなりました。

米沢市は、暑い日に部活動などをする場合は、気温や湿度などから熱中症になる危険がわかる「暑さ指数」を調べるように言っていました。しかし、学校はこの日調べていませんでした。

文部科学省とスポーツ庁は7月31日、生徒などが熱中症にならないように学校がよく気をつけるように言いました。

活動を行うかどうか決めるときは、気象庁などが熱中症警戒アラートを出しているかや、暑さ指数を調べます。活動の前や途中、終わったあとに、水や塩分をとることができるように準備します。生徒たちが自分で体の具合を考えて、休んだり水を飲んだりできるようにすることなどを伝えました。

山形县米泽市7月28日，一名女中学生在社团活动结束后回家途中晕倒。中学生好像中暑了，被送到医院后去世了。

米泽市规定，在炎热的天气里参加社团活动时，要调查根据气温和湿度等判断中暑危险的“暑热指数”。但是，学校当天并没有调查。

文部科学省和体育厅7月31日表示，学校要注意不要让学生等人中暑。

决定是否进行活动的时候，要调查气象厅等是否发出了中暑警戒警报，以及炎热指数。为了能在活动前、途中、结束后摄取水和盐分而做准备。让学生们考虑自己的身体状况，学会休息和喝水等。