NHK 2023年8月4日

富士山に登る人が多くなりすぎないように考える

山梨県によると、富士山に山梨県側の「吉田口」の道から登った人は、7月1日から30日までに6万4000人ぐらいいました。新型コロナウイルスが広がる前の2019年より増えています。

これからお盆の休みなどに登る人がもっと増えると、道が混んで転ぶ危険などが高くなります。このため、山梨県は警察と一緒に、登る人が多くなりすぎないように考えることにしました。

県は、登る人が1日に4000人より多くなる場合、それ以上登らないようにすることを考えています。登っている人の数は赤外線のセンサーなどで調べます。

山梨県の知事は「富士山がユネスコの世界文化遺産になって今年で10年です。外国から来る人たちの安全もしっかり守りたいです」と話しています。

据山梨县称，从山梨县一侧的“吉田口”道路登上富士山的人数，从7月1日到30日有6万4000人左右。与新型冠状病毒扩散之前的2019年相比有所增加。

今后盂兰盆节等假期登山的人再增加的话，道路拥挤摔倒的危险会变高。为此，山梨县和警察一起想办法，让爬山的人不要过多。

县里考虑，如果攀登的人一天超过4000人的话，就不要再攀登了。攀登的人数通过红外线传感器等进行调查。

山梨县知事表示:“今年是富士山成为联合国教科文组织世界文化遗产的第10年，我们也希望能保护好外国游客的安全。”