17、紫の 一本ゆゑに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ
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- 16、さつき待つ 花橘の かをかけば 昔の人の 袖のかぞ5101:15
- 17、紫の 一本ゆゑに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ4401:33
- 18、するがなる うつの山辺の うつつにも 夢にも人に あ4301:33
- 19、はちす葉の にごりにしまぬ 心もて なにかは露を 玉4902:00
- 20、わが心 なぐさめかねつ 更級や 姨捨山に 照る月を5102:00
- 22、夕されば 蛍よりけに 燃ゆれども 光見ねばや 人のつ5801:33
- 23、難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過6201:52
- 24、めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に 雲隠れに6901:28
- 26、もの思へば 沢の蛍も わが身より あくがれ出づる 魂10401:28
- 25、天の川 霧立ちわたり 彦星の 楫の音聞こゆ 夜の更け5501:49
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