第８回ニュース＆全面禁煙がはじまる？

国家公務員定年30年度に65歳　改正案提出へ

共同通信/19(水) 22:12配信より引用

　政府は、現在60歳の国家公務員の定年を2022年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、30年度に65歳とする方針を固めました。60歳に達した局長などの管理職を下位のポストに移す「役職定年制」も導入します。3月上旬にも国家公務員法などの改正案を提出し、今国会成立を目指すと関係者が19日、明らかにしました。

　政府は当初、3年ごとに1歳ずつ引き上げ、34年度に65歳とする案を軸に検討していましが「経験豊富な職員の退職を防ぐには早期の実現が望ましい」と判断しました。人事院は昨年8月、国家公務員の定年を65歳まで段階的に引き上げるよう国会や内閣に要請していました。

全面禁煙が始まる？

ここからはトークコーナー。今日のテーマは「全面禁煙が始まる？」です。中国では今や禁煙対策はだいぶ進んでいるように感じていますが、日本はどうなんでしょうか。

　そりゃあ、もちろん昔に比べると随分とタバコが吸えない場所は増えたと思います。でも、やっぱり普段生活をしていて、日本ってまだまだ禁煙対策については遅れているなあと思うことも多いんですよね。結構大きなお店なんかでも普通にタバコを吸えるところは、まだまだ沢山あります。

　 さてそのタバコに関してですが、日本では2020年、今年の4月から新しい法律が施行されることになったんです。その名も「改正健康増進法」です。この法律が施行されると一体どんなことになるのかちょっとご紹介していきましょう。

　この法律は基本的には屋内全面禁煙というふうに謳って※１いますが、内容としては以下の通りです。まず飲食店やオフィスなど屋内では原則禁煙となる。うん、いいじゃないですか。　次に、現在ある飲食店の場合、喫煙室では喫煙可能。ただし飲食はできない。加熱式たばこ専用の喫煙室を設ければ飲食もできる。なるほど。

　続いて、現在ある飲食店で、客席面積100平方メートル以下かつ資本金5,000万円以下の店舗では、現状通り喫煙できる。

　続いて喫煙を主な目的とするＢＡＲやスナック※２では現状通り喫煙可能。つまりこの辺は個人経営の小さなお店ですとか、あるいはそうですねＢＡＲとかスナックとか、食事を楽しむというよりはどちらかというと、お酒とタバコとおしゃべりを楽しむような店については禁煙ではないという内容ですね。

　さらにオフィスの場合も喫煙室で喫煙可能。だが、飲食や会議など喫煙以外の行為はできない。まあ、喫煙室で何かを食べたり飲んだりしてはいけないっていうことですよね。その一方で加熱式タバコの喫煙室であれば飲食なども可能。

　さらに宿泊施設の客室は「改正健康増進法」の適用除外のため喫煙・禁煙を選択することができるそうです。

　さあ、この原則禁煙、本当に守られるんでしょうか？どうなんでしょうか？これを見ている限り、小さな個人経営のお店に行かない限りは大丈夫そうですよね。タバコの煙がどうしても嫌という方は、そういったお店に行かないようにすればいいだけなので、今の状況よりはだいぶ改善されるんじゃないでしょうか。

　さて困っているのは愛煙家の人々ですよね。どんどんタバコが吸える場所が少なくなっていくんですが、これをきっかけにタバコをやめるという人も増えるでしょうし、今、日本ではタバコの値段が非常に上がっていますので、なかなかこう、簡単にタバコを吸うとか「一本ちょうだい」なんていう風に人に頼むっていうのも言いづらくなってきているんですよね。またタバコをメーカーもタバコが売れなくなってきてしまうと困りますよね。

　そんなわけで JT 日本たばこ※３から現在も発売されている新しいタイプのタバコ「スヌース」というのをちょっとご紹介しましょう。こちらは口に含んでニコチンを摂取するタイプのタバコなんですね。上唇と歯茎の間に挟んでおくと、そこからニコチンが染み出してきて、それを飲み込むことでニコチン※４を吸収するんですって。これだと煙も出ませんし、周りの人にも迷惑がかからないということらしいです。

　ただタバコを吸う人って、やっぱりあの、タバコを指に挟んでそれから吸い込んだ煙をフーッて吐き出すっていう、その行為そのものがなんか好きだったりするんじゃないのかなと思うんですよね。単純にニコチンを摂取したいだけだったら、なんかもう煙草を吸わなくてもいいんじゃないの？と私個人的には思ってしまいました。皆さんはいかがですか？

今日のトークテーマは「全面禁煙が始まる？」でした。

※１謳って＝原型（謳う）列举

※２スナック＝小酒馆

※３ JT 日本たばこ＝日本唯一的卖烟公司

※４ニコチン＝烟碱