「どちらかというと」という会話表現は、二つの場面に使われる。
1は、特に差がない2つのうちから1つを選ぶ際に使用される。
2は、何か述べなければならない状況になったために述べる場合や、その後に述べる内容が断定できるものではないと思っていることを伝える場合に使用される。
1、2共に、「どちらかと言えば」とも言う。
会話例1
A コーヒーと紅茶、どちらが好きですか。
B 両方飲みますけど、どちらかと言うと、紅茶ですね。
会話例2
A 佐藤君のこと、どう思う?
B どちらかというと、いい人だと思うけど。
会話例3
A 今晩、出かけない?
B んー、どっちかというと、今日は家でまったりしたいんだよね。
例えばですね、彼女が夕食を作ってくれて、「味はどう?」と聞かれた時に「どっちかというと、ちょっと塩っぱいかな」のように、角を立てないように敢えて使うこともあります。
要するに、「どちらかというと」は、何かを選べなければならない時、または、相手から意見を求められた時、自分の意見を少し控えめに伝える場合に、前置きとしてよく使われる。
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