むかしむかし、ジャックと言う名前の男の子が、お母さんと二人で暮らしていました。
ジャックのお父さんはジャックが小さい頃に、雲の上からやって来た大男に食べられてしまったのです。
その時からジャックは家に一頭だけいるウシのミルクをしぼって町に売りに行き、そのお金で暮らしを助けていました。
けれどそのウシも年を取ったので、とうとうミルクを出さなくなってしまいました。
「仕方ないわね。このウシを売って、お金に替えましょう。ジャック、町へウシを売りに行ってちょうだい」
「はーい」
お母さんに頼まれたジャックは町までウシを引いて行きましたが、その途中で一人のおじさんがジャックに声をかけてきました。
「坊や、そのウシとこのマメを取り替えっこしないかい? これはね、幸運を呼ぶ魔法の豆なんだよ」
「魔法の豆だって! すごいや。うん、取り替えてもいいよ」
由于简介字数限制,想要原文和中文翻译的私信我哦
还没有评论,快来发表第一个评论!