【阿信的故事】 おしんチャイナ道場_271

第271話
【今回のフレーズ】
これからどうなるかわかりませんが…。
虽然不知道前景如何…。


【ストーリー】
出刃包丁を持って店に押しかけてきた女は、おしんと龍三がかつて世話になった人の娘でした。チェーン店を早く開設したいと考えていた仁が、おしんに断りもなく、独断で彼女の家の土地を買収してしまったのです。おしんは仁を叱りつけ、恩人の娘への罪ほろぼしに、自分が所有する土地の一部を分け与えてやろうと考えます。希望の独立資金についても金策に苦慮するおしんは、株券を携えて浩太を訪ね、融資を願いでます。


【ダイアログ】
浩太：おしんさん、やっと加代さんとの約束を果たせましたね。
おしん：いいえ、希望が窯を持てるまでまだ。実は、私がそのつもりでおりましたが、店が急に支店を出すことになりまして。長い間、私が反対しておりましたが、もう息子が、どうしてもって言いまして。これからどうなるかわかりませんが、一度走り出したら、止まるわけにはまいりません。そんな事情で、希望に窯を持たしてやることも。
浩太：そりゃそうだ、支店の進出とかち合ったのじゃね。
おしん：あの、ここに株券がございます。これで希望の独立資金をご融資願えきませんでしょうか。株券を売ればいいのでしょうが、これは私が初子のために、長い間かかってこしらえたものですから、どうしても手放せなくて。それにウチの恥を申し上げるようですが、息子には、どうしても知られたくない事情がございまして。
浩太：なるほど。兄弟で育って、初子さんがいくら田倉に尽くしたと言っても、いろいろあるんでしょう。わかりました。私がなんとかしましょう。


【Vocaburary】
＜出所：北辞郎＞
通融 tōng róng
   融通を利かす 〈例〉请尽量通融一下吧＝そこを何とか都合をつけてもらえませんか。
   金を借りる．融通してもらう 〈例〉请通融几个钱＝少し金を貸してもらえませんか．


【関連サイト】
【その他の記事】
https://nanaco-app.hatenablog.com/archive


【関連サイト】
http://www.nanaco.com.cn/nanaco/Nanaco.html