第2課
私の部屋
文例
私の部屋は15平米ばかりの小さい部屋です。
南向きで、日差しがとてもよく、客間に通じていて、家の、門の真正面にあって、非常にわかりやすいです。ベランダへ出る出口もあって、となりに窓があり、その前には、机が置かれ、上には、いつも本やペン型のマイコンが一台あり、それがおそらくどんな時でも点けっぱなしのままなのでしょう。この部屋の一番特色になるのは、部屋の壁に沿って作られた一列の本棚だろうと思います。床面から天井まで一面に壁に張ってあり、三段式で、上と下はそれぞれ扉で閉ざされていますが、中段は棚式になっていて、その中はいろいろさまざまな書籍が無秩序に差し込まれています。コンピューターの本の隣に文厚い辞書があり、そのまた隣には小説あり、名画アルバムあり、漫画あり、実用書あり、専門書ありで、これだけをみては、この部屋の主はいったい何に関心があるかわからないはずです。
私はフリーライターで、ここは私の仕事の場でもあり、休息の場でもあります。書くためにはどんな知識でも必要なので、読む本もいろいろあります。一見乱雑に投げてあった資料もいつも時間順序にそって積み重ねていくので、一番最近読んだ本が一番最初に見つかるから私には都合がいいです。
こういう無秩序は、一種のわがままも隠してくれます。私のような自由を一番大切にする人間には、いつも心の向くままに考え、気まま、わがままに生活して生きたいので、このように一見乱雑な部屋にいてこそ、一番の安らぎを見出すことが出来るのです。
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