20190820「陰陽師」第2作、夏公演に5万人動員&映画監督王乃真さんの平和への思い
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20190820「陰陽師」第2作、夏公演に5万人動員&映画監督王乃真さんの平和への思い

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立秋が過ぎた北京は、朝晩が過ごしやすくなり、このところ、澄んだ青空の日が続いています。写真(上)は先週末、地下鉄八宝山駅からCRI局ビルの眺めです。


今週の番組は、まずは「CRI時事解説」です。「中国経済は外部からの雨風に抵抗できる」と題するCRI論説員の文章をご紹介します。


続いて「旬の話題」です。先日、北京で千秋楽を迎えた中日提携ミュージカル「陰陽師」第2作の夏公演にフォーカスします。


「陰陽師」は中国のゲーム会社「ネットイースゲームズ」が日本の開発チームを起用して制作したスマートフォン向け3Dロールプレイングゲーム(RPG)です。平安京を舞台とする美麗なグラフィックと豪華声優陣の起用で話題となっています。2016年9月に運営が開始された後、全世界で2億ダウンロードを突破。日本では「陰陽師本格幻想RPG」のタイトルで2017年2月に配信が開始され、5カ月で300万ダウンロードを突破しています。今回は同ゲームを原案とするミュージカル2作目の『ミュージカル「陰陽師」~大江山編~』、中国限定・9都市全35回の夏公演で、35万人を動員したそうです。


後半の「スペシャル・バスケット」は先週に引き続いて、特別企画「私にとっての戦争と平和」、今回は個人の力で発案、制作したドキュメンタリー「戦後中国残留婦人考」(中国語題『戦後遺華日本女性考』)の監督・王乃真さんにマイクを向けてみました。




(左)王乃真さん (右)小林千恵さん


王監督と俳優・小林千恵さんは、日本の敗戦で中国に取り残された13歳以上の女性(「残留婦人」)たちの歩んだ歴史を記録したく、ドキュメンタリーの撮影と制作に7年の月日を費やしました。なお、いわゆる「中国残留婦人」の人数について、日本厚生労働省が最近発表した統計では、2019年7月30日現在、日本に帰国した数だけでも4166人にも上るそうです。


この女性たちの人生を再現するステージ「縁を思えば」は現在、9月下旬に南京で公演することを目指して、リハーサルをしている最中です。脚本、主演は小林千恵さんで、翻訳と演出は王乃真監督です。


 王さんは1990年代初め、日本で留学して映画のことを勉強したことがあり、戦争が弱い立場にいる民衆たちに与えた被害の記録に取り組んできました。残留婦人の歴史を記録することに寄せた思いとは何か。王乃真さんのインタビューをぜひお聞きください。




用户评论
  • 海滨0184

    没有原文么?

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