第200回-寛容さを欠く社会
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第200回-寛容さを欠く社会

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Kyouさんにとってあきこさんは16年来の“戦友”ともいうべき存在です。異文化の世界で過ごすことより、日本で子育てに奮闘することがいかに大変なことであるかと2人は振り返ります。なるほど、周囲に子育てをしている人がいても、手を差し伸べることがないのがいまの日本です。往々にしてお母さんは肩身が狭い思いをしがちで、外食に出かけても子連れだとリフレッシュはできません。多くのお母さんたちが育児ノイローゼと紙一重の状態に置かれているのです。児童虐待の事件がニュースで取りざたされれば、決まってキャスターやコメンテーターが非難の集中砲火を一斉に“加害者”に浴びせます。お母さんに“加害者”のレッテルを張るのは簡単です。でも、現在の日本が子育てに対して寛容さを欠く社会になっていることも明白ではないでしょうか。

そもそも他人に迷惑をかけることなく生きていくのは無理です。子育てに追われる生活自体がノーマルなことではないとしたら、むしろ世間のお母さんたちはもっとリスペクトを受けてもよいはずです。彼女たちがほっと一息できる時間を得られるように、ベビーシッターを安価に利用できるような体制が整えられて然るべきだと考えるのは極端でしょうか。日本社会のひずみを正すうえでも、子育てがしやすい環境が少しでも整っていくように期待したいところです。

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