日本民间故事-哭泣的海滨
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日本民间故事-哭泣的海滨

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むかしむかし、多良岳(たらだけ)という所には、鬼が住んでいました。

鬼は時々、里に降りて来ては、村人たちの大切な家畜を盗んだり、作物を荒らしたりするのです。

そこで困ってしまった村人たちは、多良岳の多良神社にお参りをして、「神さま。鬼が悪さをして困っております。どうか、鬼をこらしめてください」と、熱心にお願いしました。

さて、これを聞いた神さまは、すぐに鬼を呼びつけると鬼を叱りつけました。「こら!村を荒らすとは何事だ!さっさと出て行け!」

すると、叱られた鬼は目に涙を浮かべて、「神さま。どうか、追い出すのだけは許して下さい。わしはこの山を追い出されたら、どこにも行く所がないのです」と、あやまるので、神さまもつい可哀想になって、「そうか。まあ、長年住んでいる山だからな、すぐに出て行けというもの可哀想だ。それならひとつ、この神社に石の門を作ってみろ。もし今晩中に作り上げたら、今回だけは許してやろう」と、言いました。

それを聞いた鬼は、さっそく山を駆け下りると浜から大石を運び出して、門造りを始めました。

それを見た神さまは、(ほう。なかなか器用なものだ。しかしまあ、いくら何でも、一晩では出来ないだろう)と、安心していましたが、鬼の仕事がとても早いので、神さまはだんだん心配になってきました。

(これはまずい。このままでは、本当に一晩で作り上げてしまうかもしれんぞ)そこで神さまは、ある作戦を思いつきました。

神さまは二つの笠(かさ)を持って来て、それでバタバタと音をたてると、「コケコッコー!」と、ニワトリの鳴く真似をしたのです。

するとそれにつられて、村中のニワトリが次々と、「コケコッコー!」と、鳴き出したのです。

これを聞いて、鬼はびっくり。「ややっ、もう夜が明けたのか!もう少しで、石の門が完成すると言うのに」鬼はくやしくて、地面に座り込むと、「オーイ、オイ、オーイ、オイ」と、泣き出しました。

そして鬼は約束通り山から姿を消して、村は平和になりました。

けれど浜では、夜の明ける頃になると波の音にまじって、「オーイ、オイ、オーイ、オイ」と、鬼の泣き声が聞こえるのだそうです。

それで里の人たちはこの浜を、『泣ヶ浜』と呼ぶようになったという事です。

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