17 赤い系の代わり
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17 赤い系の代わり

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< 椿の章 >     朗读:石田彰


トラック17   赤い系の代わり
冬休み初日、彼女のリクエストに答えって、俺たちは遊園地へやって来た。いろいろな乗り物に乗り、彼女は子供みたいにはしゃいでいた。ふと気付くと閉園時間を告げるアナウンスがなっていた。
「ああ~結構いろいろ乗ったな~メリーゴーランドにジェットコースター、コーヒーカップだろう。後はぁ……」
「ん?何だぁ?最後に観覧車に乗りたい?はぁ~俺はいいぞ。もう後一時間で閉園だし、観覧車で最後にするかぁ~」
「へええ~俺観覧車って初めて乗ったかもしれない。結構高くまで登るんだなぁ~あれが学校か。じゃあ、あそこが俺の家か?お前の家は……あっちか?ここからだと夜景が綺麗に見えるんだな~観覧車に乗らなきゃ気付かなかった。今日一日、楽しかったか?」
「そっか。楽しかったならよかった。」
「俺?俺はお前と一緒にいれば、どんなことだって楽しいに決まってるんだろう。そうだ。お前に渡したい物があった。これは俺からお前への愛の印。手出して。目閉じれよ。」
「もう開けてもいいぞ。小さくてびっくりしたか?この箱の中に何が入っているのか、自分で開けて確かめてみろよ。この指輪、お前にやる。」
「何?受け取れないって!どうして?別に高いものじゃないから安心しろう。それに、指輪を渡したからって、付ける付けないはお前次第だ。お前が決めろ。だけど、俺はそれを半端な気持ちでやるわけじゃない。もうどう言う意味か分かるよな。
---妹も我れも 一つなれかも 三河なる 二見の道ゆ 別れかねつる---
貴方と私は一心同体だから、分かれることなんてできない。
「俺たちはお互いを繋いでいる赤い糸が見えないから、お前にこの指輪をやる。この指輪は俺とお前を繋ぐ赤い糸の代りだ。目に見える赤い糸も悪くないだろう。もし明日、まだお前と離れ離れになることがあったら、俺はこの指輪を頼りにお前を探す。だから、お前に持っていたほしいんだ。」


Track 17   红线的替代品
寒假第一天,我答应了她的要求,一起来到游乐园。玩了很多游艺项目,她就像一个孩子一样。回过神来,已经响起了通知闭园的广播。
“啊,真的玩了好多啊,旋转木马,过山车,旋转咖啡杯,之后是……”
“恩?什么?最后想坐摩天轮。啊~我是没问题啦。还有一个小时就闭园了,就坐摩天轮玩到最后吧。”
“诶~我大概是第一次乘游览车。升得可真高啊~那是学校吧。那么,那边是我家?你家……是那里吗?从这里可以看到美丽的夜景吧。不坐摩天轮的话还真不会注意到这点。今天一整天,开心吗?”
“是吗~开心的话就好。我?我只要和你在一起,无论在什么地方,肯定都会很开心吧。对了,有东西要给你。这是我对你爱的印记。伸出手来,闭上眼睛。”
“好了,可以睁开了。有没有一点小惊喜啊。这个盒子里放了什么,自己打开看看吧。……这个戒指,是给你的。”
“什么?你不能接受?为什么?也不是什么很贵的东西,你就放心吧。尽管如此,戒指是交给你了,要不要戴还是取决于你。由你决定。话说回来,我可不是抱着半吊子的心情才这么做的。你已经知道是什么意思了吧。”
『妹与我,共为一体;三河国二见道[地名]上,难以别离。』
因为你和我是一心同体的,所以无法分离。
“因为那条连接彼此的红线无法看见,就给了你这个戒指。这个戒指就是那根红线的替代。能看见的红线也不错吧。如果明天,又要和你分开,我会依靠这个戒指找寻你。所以,希望你带在身边。”

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