03 懐かしい気持ち
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03 懐かしい気持ち

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< 椿の章 >     朗读:石田彰


トラック3    懐かしい気持ち
今日は生徒会長の俺が全校生徒の前で新学期の挨拶をする日だ。体育館に着くと、もう生徒が並んでいる。俺はそれを横目に見ながら、舞台そでへとに入った。
「ああ~ごめん。目覚ましがならなかった。」
「何?もう出番なのかぁ?」
舞台そで集まっていたほかの生徒会役員に早くと背中を押される。俺はまっすぐ舞台へ進み出た。生徒、先生、体育館内にいる全員の視線が一斉に俺に集まる。
「みんな、おはよう。まだ夏休みでだれてる奴もいるか?でも、今学期は文化祭もあるし、だらけてる暇ないぞ!そろそろそっちの準備も進めていくから、みんなよろしくな!」
簡単な挨拶をして、俺は深くお辞儀をした。すると、体育館内から一斉に拍手が起こった。
「ふう、こんなんもんだろう。」
退場しようとしたその時、拍手をする生徒の中で、一人、目に留った女の子がいた。その女の子を俺はどこかで見たことがある。
「廊下?学食?いや、違う……まさか、いや、でも……」
俺は自分の目を疑った。彼女は俺が今朝夢で見た初恋の女の子によく似っている。性格に覚えているわけじゃない。でも、彼女を見た瞬間、懐かしいようなものを感じた。俺はもう一度彼女の姿をしっかり見ようと、引き返してマイクを握った。
「その女子、そう、お前だ。何年生だ?」
「二年生か。部活は?」
「入ってない?なら、今日から生徒会に入れ。下校後生徒会室で待ってる。以上だ。」
体育館内が騒然となった。俺はそのどよめきをせに、舞台そでへとに戻った。
こんな運命って、本当にあるのか!彼女は本当に初恋の女の子なのか?気になる……話したい……直接会って、話せば、何かがわかるかもしれない……
---海原の根柔ら小菅あまたあれば君は忘らすわれ忘れや---
気になる人が大勢いるから、私は貴方のことを忘れかけていたのかもしれない。
これから、二人にどんな未来が待っているのか。俺たちはお互いの運命の赤い糸がまだ誰の小指に結び付いているのかを知らない。




Track 03    怀念的心情
今天,是身为学生会长的我在全校师生面前为新学期致辞的日子。等我赶到体育馆时,学生们都已队列整齐了。我一边用余光扫视着周围,一边走入了后台。
“啊,对不起。没能准时起来。”
“什么?已经轮到我了?”
聚集在后台的其他学生会成员一边说着“快点”一边推着我的背。我直接冲到了台。学生、老师、在体育馆内所有人的目光一下集中到我身上。
“各位,早上好。还有谁沉浸在懒散的暑假中吗?不过,这学期有文化祭,可没时间偷懒哦!马上就要开始进行准备,还靠大家多多支持啊!”
简单的演讲过后,我深深鞠了一躬。瞬间,体育馆里响起了热烈的掌声。
“哼,也就是这么回事。”
正当我准备下台的时候,正在拍手的学生中,一个女生吸引了我的注意。我好像在哪里见过那个女生。
“走廊?食堂?不,不是……难道……不,可是……”
我怀疑自己的眼睛。她很像今晨梦中的那个初恋女孩。并不是记得特别清楚,只是,见到她的瞬间,我感到了久违的熟悉。为了再一次看清她的模样,我返回又握起了话筒。
“那边的女生,对,就是你。几年级的?”
“二年级啊。哪个社团的?”
“没加入?那么,你今天就进学生会。放学后我在学生会室等你。完毕。”
体育馆里一阵骚动。我没有理会,返回了后台。
命运这种事,真的有吗?她真的是我初恋的那个女孩吗?很在意她…想和她说话…直接见面,和她聊聊的话,或许就能知道些什么……
『海边根柔菅茅多;君可忘我,于君,我难忘却。』
因为有太多在乎的人,我可能差一点就要忘记你了……
今后,什么样的未来在等待着我们,我们之间命运的红线又会系在谁的小指,这些都还未知。

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