NHK 2024年7月9日

日本の高校生　SNSのトラブルは「無視する」人が多い

日本とアメリカ、中国、韓国の高校生のSNSの利用について、調査の結果がわかりました。全部で1万5000人ぐらいが答えました。
关于日本、美国、中国、韩国的高中生的SNS使用情况进行了调查。总共有1万5000人回答。

4つの国では、90％以上がSNSを利用していました。日本では75％以上が「ゲームや音楽」「友達とのコミュニケーション」などに使っていて、ほかの国よりも高くなりました。
四个国家中，90%以上的人使用SNS。在日本，75%以上的人用在“玩游戏、听音乐”“和朋友交流”等方面，高于其他国家。

トラブルでは、悪口を言われたり嫌なことをされたりすることが「よくある」「時々ある」は4.3%で、ほかの国と比べていちばん低くなりました。そのときに親や友達に相談する人は20％から30％ぐらいで、70％以上が「無視する」でした。
在纠纷方面，被人说坏话或做讨厌的事“经常发生”和“时常发生”的只有4.3%，与其他国家相比最低。这时找父母或朋友商量的人只有20%到30%，70%以上的人选择了“无视”。

専門家は「日本の高校生は、困ったときに周りに相談できなくて1人で悩んでいる人が多いかもしれません。相談しやすいところなどをつくることが必要です」と言っています。
专家说:“日本的高中生在遇到困难的时候，可能有很多人无法和周围的人商量，只能一个人烦恼。所以创造一个容易商量的地方是很有必要的。”