NHK 2024年4月5日

横断歩道の事故　スピードを遅くした車は10％以下

横断歩道を渡っているとき、車などとぶつかって亡くなった人や大きなけがをした人が増えています。警察庁は、今までの5年に、信号がない横断歩道を渡っている人と車がぶつかった2627の事故を調べました。

在过人行横道的时候，与汽车等相撞而死亡或受重伤的人越来越多。警察厅对至今为止的5年里，在没有信号灯的人行横道上行人与车辆相撞的2627起事故进行了调查。

横断歩道の前でスピードを遅くした車は147台だけで、10%以下でした。運転している人が、渡っている人を見つけたときのスピードは、60％以上の車が時速31km以上でした。このスピードで車がぶつかると、亡くなる危険が高くなります。

在人行横道前减速的车只有147辆，不到10%。开车的人发现行人时，60%以上的车辆时速都在31公里以上。以这个速度撞车的话，死亡的危险会很高。

法律では、横断歩道を渡っている人や渡りたい人がいるとき、車は一度止まらなければなりません。人がいるか、いないかわからないときは、スピードを遅くしなければなりません。警察庁は、運転する人はしっかり気をつけるように言っています。

法律规定，当有人正在过人行横道或想过人行横道时，车辆必须停下来。不知道有没有人的时候，必须放慢速度。警察厅说开车的人一定要小心。