05我是猫第二章1

来ると自分を恋っている女が有りそうな、無さそうな、世の中が面白そうな、つまらなそうな、凄いような艶っぽいような文句ばかり並べては帰る。

彼は性の悪い牡蠣のごとく書斎に吸い付いて、かつて外界に向って口を開いた事がない。それで自分だけはすこぶる達観したような面構をしているのはちょっとおかしい。

19年去松山玩儿的时候在坂上之云博物馆的漱石咖啡店喝了咖啡。此店就建在夏目漱石初到松山时借住的万翠庄爱松亭原址上。店内有整套筑摩书房1987年版的《夏目漱石全集》不过只展示，不给翻看的。

またいわんや同情に乏しい吾輩の主人のごときは、相互を残りなく解するというが愛の第一義であるということすら分らない男なのだから仕方がない。