NHK 2022年5月12日

収入が減った鉄道の会社　客が少ない電車で野菜や魚を運ぶ

新型コロナウイルスの問題で、家で仕事をする人などが増えて、電車に乗る人が少なくなっています。鉄道の会社は収入が減ったため、客が少ない電車で野菜や魚を運んで、収入を増やそうと考えています。

京浜急行電鉄は、電車が走っている地域の農家の野菜を大きいまちに運んで、売る実験をしました。実験では、神奈川県三浦市の三崎口駅で、近くの農家が作ったキャベツや大根など20箱の野菜を電車にのせました。野菜は50分ぐらいで横浜市の上大岡駅に着きました。そして、駅の中で売りました。

JR東日本は、地方の魚や有名な食べ物などを新幹線で東京などに運んでいます。魚などを運ぶ新幹線を、新型コロナウイルスが広がる前の10倍にして、仕事を増やしています。

由于新型冠状病毒的问题，在家工作的人增加了，乘坐电车的人变少了。铁路公司因为收入减少，考虑用客流量少的电车运送蔬菜和鱼来增加收入。

京滨急行电铁做了一个实验，将电车行驶地区的农户的蔬菜运到大型城镇出售。实验在神奈川县三浦市的三崎口站，将附近农家种植的卷心菜和萝卜等20箱蔬菜放在电车上。蔬菜50分钟左右就到了横滨市的上大冈站。然后，在车站里卖了。

JR东日本将地方的鱼类和著名的食物等通过新干线运往东京等地。运送鱼类等的新干线比新型冠状病毒扩散前增加了10倍，增加了工作量。