NHK 2022年4月7日

気温を上げるガスをもっと少なくしなければならない

世界の科学の専門家でつくる国連のIPCCは5日、レポートを出しました。地球の気温を上げるガスを少なくする計画などについて書いています。

レポートには、世界の国の今の計画では、平均の気温が、産業革命の前より1.5°C以上上がる可能性が高いと書きました。1.5°C以上上がると、世界で大きな問題が起こります。

このため気温を上げないように、ガスを2019年に比べて、2030年には43％ぐらい、2050年には84％ぐらい少なくすることが必要だと言いました。

IPCCは、この計画のために石油や石炭を今よりずっと少なくしなければならないので、今の経済は大きく変わると言ました。このため、どんな計画にするかたくさんの人が考えて、社会で決めることが大事だと言っています。

5日，由世界科学专家组成的联合国IPCC发表了一份报告。写着关于减少提高地球气温的气体的计划等。

报告中写道，按照目前世界各国的计划，平均气温很有可能比工业革命之前上升1.5°C以上。如果温度超过1.5°C，世界上就会出现大问题。

为此，为了不使气温升高，天然气与2019年相比，2030年减少43%左右，2050年减少84%左右是必要的。

IPCC说，为了这个计划，石油和煤炭必须比现在少得多，所以现在的经济将会发生巨大的变化。因此，制定什么样的计划需要很多人考虑，由社会来决定，这是很重要的。