「コロナ死」定義、自治体に差…感染者でも別の死因判断で除外も
読売オンライン6/14(日) 10:30配信より抜粋・引用
新型コロナウイルス感染症の「死者」の定義が、自治体ごとに異なることが、読売新聞の全国調査で分かりました。感染者が亡くなった場合、多くの自治体がそのまま「死者」として集計していますが、一部では死因が別にあると判断したケースを除外しており、埼玉県では10人以上を除外したほか、県と市で判断が分かれた地域もあります。専門家は「定義がバラバラでは比較や分析ができない。国が統一基準を示すべきだ」と指摘しています。
8050問題
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「8050問題」です。この「8050問題」聞いたことある方いらっしゃいますか?結構深刻な問題なんです。どんな問題かちょっとご説明しますね。80というのは80歳を示します。50というのは50歳を示します。そして80歳の親が50歳の子供の面倒をみているという問題が、8050問題なんです。では、いったいどうしてこんな問題が起こってしまうのか、その背景を探っていきましょう。
日本には「引きこもり」と呼ばれている人たちが結構たくさんいるんですよね。この定義はですね、様々あるんですが簡単にご紹介いたしますと、まず、就業や修学をしていない。18歳以上であって、働いていないとか学校に行っていないとか、あるいは修学や就業の準備もしていない。つまり何も社会参加をしていないっていうことなんですよね。そして、親と一緒に同居していて、*1親がかりで生活をしているといった人達です。
また、この引きこもりと言っても、家の中では普通に生活をしていて、たまには近所に買い物に行ったり、そういった行動はしているという人と、それさえもしていなくて家の中で自分の部屋に本当に引きこもったきり、全然出て来ないという人もいるんですね。そうした場合は例えば食事なんかも、親が食事を作ってその、部屋の前に作り終わった食事を置いておくと、まあ、こっそりね自分でそれを食べて、また空いた器を部屋の前に出しておくと親がそれを片付けるとか、そんな感じなんですよね。
実質、部屋から出てくるのはトイレとお風呂を使う時だけといったことになります。そしてほとんどの場合は、部屋の中で何をしているかというと、テレビを見たりインターネット、ゲームなんていうのが多いようです。こうした社会参加をしていない、就業していない、親から支援を受けて生活をしている人たちのことを引きこもりという風に呼んでいます。
この引きこもりという言葉や人種が出てきたのは、だいたい日本では1980年代から90年代ぐらいと言われています。ちょうどですね、*2バブルがはじけて就職うまくできなかった人たちとか、そういった感じの人たちがそのまま会社に行かなくなってしまって、いつのまにかずっと引きこもりになってしまったというのも多いようなんです。
その他、若い頃からずっと引きこもっているという人もいて、例えば学校に行っていたんだけれども、*3いじめられてしまって、それがきっかけで家から出なくなってしまったとか、いろんな人がいるんですよね。
そして学校を卒業してから、一度はどこかに就職したんだけれども、あんまり職場と合わなくて退職をしてしまって、その後、就職活動もあまりうまくいかなくなってしまい、そのまま、結局就職しないで*4ダラダラと時間が過ぎてしまったという人もいるようです。
また女性の場合では、親御さんも「女の子は、どうせしばらくしたら結婚して家を出て行くから、無理に嫌な仕事をしなくてもいいんじゃないの」なんていうふうに考えてしまってですね、そのまま結局時間が過ぎて、結婚もせず仕事もせず、ずっと家にいるという状態が続いているっていう人もいるようなんです。
昔はこの引きこもりと呼ばれている人達は、比較的若い世代の問題という風に捉えられていたんですよね。政府の調査では、この引きこもりの定義っていうのは18歳から39歳、えー、今は39歳になったようですが、それぐらいの年代の人のことを指していたんですが、そういう人たちが長らく引きこもっていて、時間が経ちますよね。そう、歳を取るんです。
昔は20代だった、引きこもりの子供が、やがて時が流れて今は40代の後半や50代になってしまった。親も同じように当然、歳を取るわけですから、親が80代になってしまった、というのが8050問題なんです。
今やこの引きこもりはえー、中高年の問題になってきてしまったんですよね。そして、今現在、年齢が若い人であっても、さっき説明したのと同じような理由で既に引きこもりになっている人たちもいるんです。ですから18歳から39歳までの比較的若い年齢層と、それ以上の中高年と呼ばれている引きこもりの人達の人数、全て足すと100万人を超えているんじゃないかっていうようなデータもあるんですね。これすごく深刻な問題ですよね。
一度引きこもってしまって、何年も社会と接触がないとますます社会復帰するのが難しくなってしまいます。
ここで一つ疑問なのは、どうして親御さんは子供にちゃんと働くように言わないのかとか、いつまでも*5甘やかしているのかとか、そういった疑問が出てくると思うんですが、これはですね親御さんにとってみると一つには例えばね、子供に「もう*6出て行きなさい。あなた自分で自立して生活しなさい」という風には強く言えない。特に相手が男性だったりすると、暴力を振るわれたり、子供を叱ると家の中で暴れたりと、こういう場合はご近所にも迷惑がかかりますし、そういった*7世間体を恐れて親がはっきり言えないというようなこともあるんですね。
また、自分の家の子供がいい年をしているのに引きこもっているということを周りの人間に知られたくないという思いが強くなってしまって、なるべくその子供の存在を隠したいという思いから、ついつい子供の*8言いなりになってしまうっていうこともあるようなんです。 でも、このままいくと、もっともっと親も子供も歳を取って、やがて親御さんも亡くなってしまいますよね。そうなったら子供はどうやって生活すればいいんでしょうか。
これも近年問題になっているんですが、年老いた親と長年引きこもっていた子供が一緒に暮らしていて、ある日親が死んでしまったんですが、その親の死をいつまでも隠していて、えー、親の死体と一緒に生活をしていたなんていう人たちも、実はいたんですね。これは親御さんが亡くなってしまうと、親がもらっていた年金が来なくなってしまいますよね。この引きこもりを続けていた子供は、親の年金を*9宛にして生活していたため、このお金がなくなってしまうと大変困るので、親が亡くなった事をずっと隠していたということなんです。 こうして、この問題を皆さんにお伝えしている今も、もしかしたら、既に亡くなった親御さんともう何年も同居しているなんていう人がいるかもしれないですね。
今後、ますます深刻化していくことは*10否めません。一体どうやって解決すればいいのか悩むところです。トークコーナー、今日のテーマは「8050問題」でした。
*1親がかりで生活をしている=靠父母生活
*2バブルがはじけて=泡沫经济崩溃
*3いじめられて=被欺负
*4ダラダラ=磨磨蹭蹭地
*5甘やかしている=惯坏,娇养
*6出て行きなさい=滚开
*7世間体(せけんてい)=体面,面子
*8言いなり=百依百顺
*9宛(あて)にして=靠人家
*10否(いな)めません=不能否定
中文是“家里蹲”吧。又有点儿像啃老族。反正就是不出去工作、社交,每天窝在房间里,父母也管不着了。
丹羽日语fm 回复 @快乐的小鸭鸭胖胖哒: 将来が心配ですね。
本当にすごく深刻な問題ですよね。
丹羽日语fm 回复 @圆毅的园艺: 中国にも同じような問題があるでしょうね。
こういう問題は中国でも結構ある事例ですね。特に親が金持ちの場合は… 社会生活を始めたばかりは給料が少ないとか仕事が合わないとかという理由で働かないで親からお金をもらう。時間が経ってこういう生活に慣れたらもっと働きたい気が出なくなってしまうから
此の様な子供は病気ですか?治療方法はありますか?
丹羽日语fm 回复 @1383316bvbu: 心の病気の人もいるかもしれませんね。
俺の話が長い というドラマを思い出した、こういう問題が本当に深刻ですよね
丹羽日语fm 回复 @陶然_5ds: いい解決方はないですかねー。
ニートとも呼ばれますよね。
丹羽日语fm 回复 @saisyosan: そうですね、似てますね。ニートは友達と会ったりなどの活動はしている人もいるようです。まあ、ほぼ同じですねー。
びっくりしました
たとえ学校に行きたくなくても、就職もしたくなくても、個人の選択という意味で許すことがまだできるが、生活の細かいことまで親に頼ってばかりいては、本当にダメ人間としか言えない。
丹羽日语fm 回复 @urara: そうですね。その通りだと思います。
この番組が大好きで、毎回、散歩や家事をしながら聞いています。応援してます。頑張ってください
丹羽日语fm 回复 @麒麟到此: ありがとうございます😊