9月入学、首相答弁「様々な選択肢を検討」…衆院予算委
読売新聞オンライン4/29(水) 15:46配信より引用・抜粋
あべ首相は29日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大による休校の長期化を巡り、「9月入学・始業」を求める意見が上がっていることについて、「大きな変化がある中において、前広に様々な選択肢を検討していきたい」と述べました。
首相は「社会全体に大きな影響を及ぼすから、『慎重に』という意見もあることは十分承知をしている」と述べる一方、「国際社会全体の中で、9月が主流なのも事実だ」と語りました。
コロナ離婚?
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「コロナ離婚?」です。新型コロナウイルスの影響で今、日本では外出自粛が要請されています。また通勤をしないで家で出来る仕事は家で、ということでテレワークをみんなしているわけなんですね。そんな中、最近出てきたのがこの、コロナ離婚です。
以前と状況が随分と変わってしまって、夫婦がお互いに家の中にいる時間が長くなりましたよね。普通はね、旦那さんが朝会社に行って、そして夜帰ってくる。まー、奥さんの方は仕事に行っている場合もあるでしょうし、専業主婦をしていて家にいる時間が長いという人もいると思います。
*1ところが、旦那さんや、まあ奥さんもそうですが在宅で仕事をするという状況になった時に、以前だったら考えられないぐらい長い時間*2一緒の屋根の下で過ごすことになって、喧嘩が絶えなくなってきたというわけなんです。
結婚についてはいろいろな考え方を持っている人がいると思いますが、お互いに仕事を持っていたりして、顔を合わせない時間が結構あることによって、自分だけの時間が持てることが、すごくリラックスできる要因と思っている人もいるんですよね。
ですから、自分だけの時間を大切にすることによって、相手と一緒に過ごす時間も充実させることができる、ということなんです。でも、そういった人たちが、あまり広くもない家の中で、朝から晩までずっと一緒にいるとなると段々と喧嘩が絶えなくなってくるんですね。しかも世の中全体が、なんとなく楽しい状況だったら、別にいいんでしょうけれども、今、この先どうなっちゃうんだろうっていう不安とか、イライラとか恐怖とか色々マイナスな感情の方が多くなってきていますよね。そんな時に、励まし合うというよりは、お互いがストレスをぶつけ合って喧嘩になってしまって、こんな人だと思わなかったとか、こんなに価値観が違うんだったら、これ以上は一緒に暮らせないとか、そんな感じでもう離婚にまで至ってしまうという人たちが出始めたんです。
これをコロナ離婚なんていう風に呼んでいるんですね。おそらくこれは日本だけの現象ではないと思うんですね。世界中でやっぱり同じような状況があると思います。
ただ、やっぱり思うんですけど、コロナ離婚をする夫婦って元々そんなに上手くいってなかったっていうのもあるんじゃないかなって思うんですよね。顔を合わせる時間を少なくして、自分だけの時間を普段から作るようにすることによって、相手に対してのストレスとかそういったものを発散させてたんだと思うんです。でも日本の場合は、あんまり広いお家に住んでいる人というのも少ないですし、旦那さんも自分の仕事部屋というものを持てる人はほとんどいない状態だと思いますので、きっと窮屈になってしまうんでしょうね。
この何年かの間にですね、日本では夫源病っていう病気が聞かれるようになったんです。これ何かと言いますと、夫源というのは夫が原因の病気ってことなんです。眩暈がしたりとか、体がとっても*3だるくなったり、とにかくあの、体調を崩してしまうっていうものなんです。
何が原因かと言うと、旦那さんが長い間ずっと会社勤めをしていても、やがて定年退職しますよね。旦那さんが定年すると、もう行くところがなくなってしまうので、毎日家にいることになります。奥さんはそんな状況に耐えられなくなってしまうんですね。ちょっとこれも悲しいお話です。旦那さんが毎日家を空けていた状態と*4ガラリと変わってしまうことによって、奥さんは自分の時間を充実させることができなくなってしまいますし、まあ、あんまりよく思っていなかった旦那さんと、一日中一緒にいなくちゃいけないっていうことに、かなりストレスを感じるようになるって事なんです。そこで、この夫源病と呼ばれる病気にかかってしまうというわけなんです。原因に思い当たるところがなくって、病院に行っていろいろと話しをした時に、最後にお医者さんから「あなたはもしかしたら夫源病かもしれません」と診断されることが多いんですって。この夫源病っていう新しい病気ですが、なんだかちょっと切ないですよね。
日本では結構熟年離婚っていうのは珍しくないんですよ。これはですね、日本では主に年配の方々の場合には、専業主婦をしている女性がたくさんいます。専業主婦は仕事を持っていませんので、もし離婚をするということになると経済的に自立するのはとても難しいんですね。子供がいたりすると余計に、子供のために我慢して、また自分の生活のために我慢して嫌な旦那さんと一緒に暮らすという人も割といるんです。
まあ、若いうちにですね、ある日離婚を決意して、いつか旦那さんと離婚しよう、旦那さんが定年退職した時に離婚しよう、そう決めて何十年も我慢し続けるっていう主婦の方も実際にいるんですよ。まあ、そういう人達は我慢に我慢を重ねて、旦那さんが定年退職をしたその日の夜に「あなた、長いこと会社勤めお疲れ様でした。それでは、これ、お願いします。」と言って、お礼の言葉とともに離婚届を旦那さんに渡す、なんていう話も結構聞くんですよね。旦那さんは非常に驚くそうです。まさか奥さんが、そんなにも長い間、離婚できる日を目指してずっと我慢していたなんて、想像もしないからです。
なぜ奥さんは、旦那さんが定年するまで離婚を待つかと言いますと、旦那さんが退職した時には会社から退職金というのがもらえるんですね。結構一般的な企業の場合には、それなりの金額がもらえます。それを離婚する時の財産分与として宛にしているんですね。
そしてもう一つ、専業主婦の場合でも、今、日本の法律では、離婚した後も旦那さんの年金の半分を離婚した奥さんももらえるという決まりがあるんです。ですから奥さんは、離婚する日をずっと待ち望みながら、専門家などに、どうしたら自分が得をするかということを色々と相談しながら、離婚の日を待つということなんです。
さて、今日ご紹介したコロナ離婚ですが、コロナ騒動がなければ果たしてその人達は離婚しなかったのかどうか、それは誰にも分かりませんよね。トークコーナー、今日のテーマは「コロナ離婚?」でした。
*1ところが=可是,不过
*2一緒の屋根(やね)の下=同住在一个屋顶下
*3だるく=发懒
*4ガラリと変わって=突然改变
太太太喜欢这个节目了,一定要做下去啊
文稿在哪里
丹羽日语fm 回复 @wl3th53n13ln0bxji0pm: 简介を押すと出てきます^_^
素晴らしい番組、大好きですね❤❤
丹羽日语fm 回复 @心里xl: ありがとうございます😊
赞👍👍👍
丹羽日语fm 回复 @1390011dbly: ありがとうございます😊
语言风趣,幽默。魅力的讲解, 强烈地吸引了我,每天晚上反复收听,坚持下去,相信日语的发音和听力一定会有进步。谢谢丹羽老师。
丹羽日语fm 回复 @听友205796670: ありがとうございます😊嬉しいです。
面白いことなんですが、定年の日までずっと我慢している奥さんたちも大変ですよね。そのニュースによると、日本の70歳の男が料理することができないそうだ、日本の家庭制度も変わらないし、今は核心家庭になるそうだ
丹羽日语fm 回复 @陶然_5ds: 男性も家事ができないと、厳しいですね。
每天都在等着老师的节目更新超喜欢丹羽老师的节目👍👍👍
丹羽日语fm 回复 @酢百合子: ありがとうございます😊
熊本です 娘と一緒に先生の番組を聴いてます
丹羽日语fm 回复 @RAY大熊: ありがとうございます😊
定年まで我慢したのは凄いと思います、私なら早く離婚或いは死ぬまで我慢する
丹羽日语fm 回复 @明哲_d6: どちらも辛いですね😂
质问:丹羽女士和先生吵架吗?如果吵架的话,用日本话吵还是用中国话吵?失礼的质问,但很想知道
丹羽日语fm 回复 @1381734mthn: よく聞かれる質問ですね。あまり喧嘩はしませんが、腹が立っているときは、私は日本語、彼は中国語で言い合います😅