曲目1-18

自動化の凶器に囲まれた現代 スーパーの日除けのパラソルが強風で飛ばされる。 その直撃を受けて、女性が死亡する事故が大阪で起きた。 東京六本木ヒルズでの回転ドア事故もそうだが、都市の身の回りにある道具が一瞬思いがけぬ凶器に変わる恐怖を感じた。 都市の機能を支える車、もともと多くの事故死者を出し続けているが、 走っていなくとも、思いがけない凶器になりうる。 密閉された空間に残されていた子供が熱射病になって死亡する事故が時にある。 大人の不行き届きが目立つ場合が多いが、小さな密室への注意喚起が常にいる。