[日语听力]（再編集）第33回ニュース＆日本人とマスク[日语口语]

＊この番組は2/12にアップロードした第２回の番組の再編集版です。

一律２万円以上給付、家計支援を…政府・与党「リーマン以上の影響だ」

読売新聞オンライン3/19(木) 23:22配信より引用・抜粋

政府・与党は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた追加経済対策として、現金給付や商品券など直接的な家計支援を実施する方向で検討に入り、生活困窮者を支援するため、公共料金の支払いを猶予するよう関係機関に要請しました。
　政府がリーマン・ショックを受けて２００９年に実施した「定額給付金」では、１人当たり１万２０００円（１８歳以下などは２万円）を支給しました。

政府・与党は「今回はリーマン以上の影響がある」との認識で一致しており、一律２万円以上の給付を検討しています。
　家計支援策としてはこのほか、消費税率１０％への引き上げと同時に始まったキャッシュレス決済に伴うポイント還元制度を延長、拡充する案も浮上しています。

日本人とマスク

　本日のトークコーナーはこちらのテーマでお送りします。「日本人とマスク」。

近頃猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響で、日本でもだいぶマスクをしている人が増えてきました。また深刻なマスク不足もそうです。中国はもちろんそういう状態ですよね。今日はそのマスクに関してちょっとお話ししたいと思います。

　日本人が普段からマスクをしているって言うのは本当にそうなんですが、これ一つにはまず今ぐらいの時期から大体春ですね4月とか5月ぐらいまで、たくさん花粉が飛びますが花粉症になっている人が本当にすごい多いんですよ。中国だと花粉症になってる人ってそんなにちょっと聞いたことがないんですがいかがでしょうか？とにかく日本では日本全国花粉症に悩まされている人がとっても多いんです。その影響でマスクをつけている人はとても増えましたね。これまず大きな理由の一つなんですが、もう一つ日本人がよくマスクをつけている理由があるんですがこれなんだと思います？

　実はですね特に若い人の間で言える事なんですが、例えばマスクをしていると顔の半分以上がマスクで覆われていてかくれていますよね。そうなると誰か、あのー、近い距離で誰かと話をしたりする時にもう自分の顔がほとんど相手に見えていない状態になりますよね。そうするとなんかね心理的にちょっと＊1ガードされるような感じがして安心するみたいなんですよね。

　つまり＊2サングラスをかけているのと同じような心理状態ですね。サングラスも自分がかけることによって、なんとなく相手に自分のすべてを見られているわけじゃないような気がして、結構近距離で他人と話をするのもそんなにストレスがないじゃないですか。それみたいな感じでマスクを使用している人が非常に多くなってきました。

　多分10年ぐらい前まではそこまでマスクをしている人はいなかったと思うんですけど、この10年ぐらいで急激にマスクをする人が増えてきたんですね。で、例えば会社員の人でもマスクをして出かけて一日中オフィスでマスクをしながら仕事をしている。食事の時以外はマスクを外さないとか、学生さんでもマスクをして学校に行って授業中もずっとマスクをしているっていうのが結構当たり前になってきているんですよ。あと街のお店の店員さんとかでも結構マスクをして接客している人も多いですし、とにかくそのー、マスクを付けることによって人とコミュニケーションする時の心理的なストレスをちょっと和らげる。そういう効果を狙っているって言う事なんですよね。

　ただちょっと敏感になりすぎてないかなーって心配になる部分もありますが中国の皆さんはいかがですか？そういう、マスクをすることによって他人とのコミュニケーションのストレスを減らすっていうことについてどう思うでしょうか？日本人はちょっと繊細すぎるのかな？どうなんでしょう。

　ということで、今日はですねその、最近マスクをしている人について割と海外の報道なんかでも、日本人は普段から衛生観念が高いのでマスクをしている人が多いっていうような報道をちょっと見たものですから、少しねそれだけじゃない理由があるんだよっていうことを話したくてこのテーマを取り上げました。

＊1ガード＝防守

＊2サングラス＝太阳镜