日銀が追加緩和決定 ETF買い入れ年12兆円に倍増 新型コロナ対応
3/16(月) 14:13配信 より引用・抜粋
日銀は16日、前倒しで金融政策決定会合を開き、上場投資信託(ETF)買い入れの年間目標額を現行の6兆円から「当面12兆円」に拡大する追加の金融緩和を決めました。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の失速懸念が強まる中、株価暴落などで混乱する金融市場の安定化を図ります。日銀の金融緩和はETFの買い入れ目標額を拡大した2016年7月以来約3年8カ月ぶりです。
決定文で「当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、躊躇(ちゅうちょ)なく追加的な金融緩和措置を講じる」と明記しました。一方、現在マイナス0・1%の短期金利の引き下げは、企業の資金繰りを支える地銀への悪影響が大きいため見送りました。
日本のブラック校則
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「日本のブラック校則」です。ブラック校則って皆さん知ってますか?ブラックという言葉を使っているもの、最近では「ブラック企業」というのがよく聞かれますよね。つまり、とても悪い会社、悪い企業、良くない企業ということなんです。残業代を払わないとか、パワハラやセクハラが横行しているとか、色々なことをごまかしているとか、とにかく悪い企業のことですね。
今日ご紹介するブラック校則というのは、学校の規則のことです。中学校や高校などで実際に行われている規制なんですね。確かに学生たちが学校生活を円満に送るためには、何でも個人の自由にさせるというのは良くないと思います。でも、この校則って何か意味あるのかな。とかちょっとやりすぎなんじゃない?っていうものが実際にあることも確かなんですね。そんな良くない校則、わけのわからない校則を最近ではブラック校則と呼んでいます。ではそのブラック校則、具体的にはどんなものがあるのかちょっと見ていきましょう。
まず中学校や高校にはほとんどの場合、制服があります。毎日、学生はこれを着て登校して学校でも制服を着て過ごすんですね。この制服について色々な決まりがあります。例えば女子の場合では標準の長さが決まっているスカート丈よりも長くしてもいけないし、短くしてもいけない。これはまあ、わかるような気がしますよね。今の女子校生は特にスカートを短くしている人が多いので、そこまで短くしなくてもいいんじゃないかなと、大人の私から見て思ってしまいます。
ところがですね、こういった、まあそれは普通だよねって思えるような校則ではなくて、そんなこと決めて何か意味があるの?というようなものがたくさんあります。例えば靴下ですね。靴下は必ず白でなければならない。とか靴下のワンポイントも許しません。このワンポイントというのは、白地の靴下に何か一つマークのようなものが付いてるって事ですね。これもダメ。なんでダメなんでしょうか?ちょっと意味が分かりませんよね。それから靴下の長さは足首が隠れるぐらいのものに限定する。ここまではなんとなく許せますが、この靴下を足首のところから三つ折り、3回ぐらい折るんですね。そうしなければならないという校則もあります。これ何のためでしょうか?
ちなみに私が中学生の頃はこの逆で、靴下の三つ折りをしてはいけないという決まりがありました。これもちょっとよく意味が分からないですよね。
それから体操の時間などに着る*1ジャージありますね。このジャージの裾を折ってはいけないという決まりがありました。これもちょっと意味が分かりません。どうしてかと先生に聞いてみると大概返ってくる答えが「そういった*2洒落っ気を出すな」という風に言われるんですね。ちょっとこれで、洒落っ気が出ているとはとても思えないんですが不思議です。
それから髪型に関する決まりもちょっと訳の分からないものがありますね。前髪の長さは眉毛にかかってはいけないとか、*3ポニーテールをしてはいけないっていう学校も結構あるんです。これ、何がいけないのかと言いますとポニーテールをすると髪の結び目が上の方にいって、*4うなじが見えますよね。この、うなじが見えることによってちょっと*5セクシーな感じに見えるので、男子学生に対しての影響が良くない。だからポニーテールをしてはいけないっていうことなんです。これも、なんかちょっとよくわからなくないですか?
そして下着の色は白でなければならない。これはやはり体操の時間とか、あるいは夏なんかだと白いシャツを制服で着ていますので、透けて下着の色が見えると、これも男子生徒に対しての影響が良くないという事みたいなんですよね。
それから小学校なんかでも問題になったブラック校則が、*6肌着を着てはいけない。これどういうことかと言いますと、体育の時間には体操服に着替えますよね。普通に考えると体操服の下にあの、例えば*7キャミソールみたいなものとか*7スリップみたいな下着、肌着を着ていると思うんですけど。それを着てはいけないという校則なんです。これは男子も女子もです。なぜかと言うと、汗をかいてその下着が汗を吸いますよね。で、体育の時間が終わって着替えて普通の授業になった時に、その肌着が吸った汗が乾かないままなのでまあ、ちょっと湿った状態になっているじゃないですか。そうすると風邪を引きやすくなるので、だからもともと肌気をつけてはいけないということらしいんです。これもちょっとよく分かりませんよね。
はじめに誰がこんなおかしな校則を決めたのかも気になりますけど、その後に、このおかしい校則を変えていこうとせずに、先生方も決まりは決まりだからという態度で、全く生徒の意見にも耳を貸さないっていうのもおかしいですよね。校則って一体誰のためのものなのか、ちょっと考えさせられますよね。
実際私も中学生の時は、今考えてみれば本当にブラック校則の学校でした。例えば髪の毛をとかすための*8ブラシありますよね。ブラシを学校に持ってきてはいけないっていう決まりだったんです。その理由は、中学生は別にそんな髪の毛を綺麗にとかしてオシャレしなくてもいい。そんなことを考えるな。って、そういう理由だったみたいなんですけど、なんか今考えてもおかしいなーって思うんですよね。
日本の場合は特に、みんなと同じでなければならないとか、決まりを絶対に守らなければならないとか、そういう傾向が強いんじゃないかなって思いますけど、*9そもそも決まりって、人間が気持ちよく生活するために作ったものだと思うんですよね。ところがその人間の方がその決まりに縛られてしまって、かえって窮屈な、ストレスが溜まる生活になってしまうと、それこそ本末転倒で意味がないですよね。やっぱり学校はこんなおかしなブラック校則なんかを作らずに、もうちょっと生徒一人ひとりの個性をきちんと認めて、尊重するような方向に転換した方がいいんじゃないかなって思います。中国の学校はいかがでしょうか?トークコーナー、今日のテーマは「日本のブラック校則」でした。
*1ジャージ=运动套衫
*2洒落っ気(しゃれっけ)=爱打扮的心情
*3ポニーテール=马尾式发型
*4うなじ=脖颈儿
*5セクシー=性感的
*6肌着(はだぎ)=内衣,汗衫
*7キャミソール・スリップ=(有肩带)的短吊带裙
*8ブラシ=刷子
*9そもそも=本来,原来
先生は中国の"豫章书院"という学校が知っていますか。その学校よりも日本のブラック校則が悪くないですよ。
丹羽日语fm 回复 @1896817nulu: なんだか怖そうな学校ですね
每天必听、精彩无限、老师辛苦了~~~
丹羽日语fm 回复 @1390011dbly: 谢谢你的评论!
打卡 很接地气的节目 受益匪浅
丹羽日语fm 回复 @自闭症的猫喵喵: 谢谢你的评论!我很高兴😊
ある厳しい高校は髪型さえも決まりあって、女子のは全部超短髪しかできません。圧力は想像できないほど、嘗て毎年自殺件もあるそうです。授業成績は全市トップですけど…
丹羽日语fm 回复 @Nicole_Chan: 怖い学校ですねー。刑務所みたいですね
希望喜马拉雅出现更多象丹羽老师这样的节目,超喜欢。
丹羽日语fm 回复 @1351315kmrh: ありがとうございます!
いい番組見つけた!原稿ありがとう!聴き取れないところもわかるようになりました。
中国の学校でも色々なブラックボ校則があります。私の中学時代、髪を黒いピンで止めるしかないとか、前髪を流してはいけないとか、意味がわからない校則が結構ありました。
とてもいい番組でした、毎日日本語勉強できると嬉しいです、ありがとうございます。
中国の中学校、高校で女子学生がすべてポニーテールです、ほかの髪型があまり見かけません。別に決まりじゃないけど、ポニーテールがとてもがシンプルで、清潔な感じがするかも。
老师的声音很好听,节目内容也很丰富。能有这样的节目对我来说简直是太棒了🌟🌟🌟谢谢老师的用心🙏