【阿信的故事】 おしんチャイナ道場_284

【阿信的故事】 おしんチャイナ道場_284

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284話
【今日のフレーズ】
覚えているから、忘れられないから、おとらおばさんに良くしているのではと話します。
因为记得,忘不了才对阿胡就那么好。


【ストーリー】
とらを不憫に思ったおしんは、兄が迎えにくるまで、しばらく家に置いてやることにしますが、仁は少々呆れ顔です。終戦後、兄夫婦は、おしん一家が困窮にあえいでいたときに一切、手を差し伸べてくれなかった相手だからです。


【ダイアログ】
初子:あら、仁ちゃん。
仁:相変わらず精力的にやってんな。
初子:どうぞ。
仁:うん。
初子:うちの講習会も会員が増えてね。同じ講習を何回も分けてやらなくならなくなっちゃったの。仁さんがあちこちのスーパーでポスターを張ってくれたおかげでよ。
仁:初ちゃんのためだったらどんなことでもするよ。あっ、いつか作品のコンク一ルをしたいって言ってただろ。"たのくら"がスポンサ一になって会場を提供し、賞金も出したっていんだ。ウチの店のイメ一ジアップにもなるしね。
初子:嬉しいわ。今年の秋にはぜひ実現させたいわ。よろしくお願いいたします。
仁:運。あっ、これ。うまい干物入ったから。それから肉も少しね。
初子:いつもすみません。助かります。母さんは? まだいるの?トラおばさん?
仁:さっき山形からおじさんが出てきたよ。迎えに来たらしいだがね。帰るんだかどうだか。おふくろも、もの好きだよ。ほら、終戦の後、住むところにも困って、おふくろ借金に山形へ行ったことがあるだろ。
初子:あの時、一銭のお金も貸してもらえなくてね。
仁:あぁ、俺は、忘れないな。おふくろが、どんな気持ちで帰って来たか。おふくろが、かわいそうでならなかった。その時、金のないのが、どんなに惨めなことか、俺、骨身に染みたから、ここまで精力的やってきたんだよ。でも、おふくろ、そんなことケロッと忘れちまっているんだからね。
初子:忘れてるんじゃないわ。覚えているから、忘れられないから、おとらおばさんに良くしているのではと話します。


【Vocaburary】 
<出所:北辞郎>
分批 fēn pī
   何回かに分ける.何組かに分ける.バッチ  〈例〉分批装船=数回に分けて船積みする.
好心 hǎo xīn
   好意.親切


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