第18回-百物語——起き出した死人(上)

第18回-百物語——起き出した死人(上)

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今天的节目的故事,依旧来自日本百物语——《起き出した死人》
由于篇幅较长,今天只朗读故事前半段。

文本链接请走这里:http://hukumusume.com/douwa/pc/kaidan/09/08.htm


节目最后的歌曲,来自歌手天野花的《無題のラブソング》

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用户评论
  • 广州Mark

    慣れているので、ほんのひとっ走りじゃ」  老婆はそう言うと、真っ暗な外に出て行きました。  男は一人になると、急に心細くなりました。  知らない老婆とはいえ、二人でいる方が落ち着きます。 (ばあさん、遅いなあ。早く帰って来ないかなあ)  男は何度も戸を開けて外を見ましたが、おばあさんが帰って来る様子はありません。  ただ、野原の草がザワザワと風にゆれるばかりです。

  • 广州Mark

    日が暮れて、困っている。ひと晩、泊めてもらえぬか」 「それは、お気の毒に。こんなところでよかったら、どうぞ」  老婆は心よく男を迎えると、いろりのふちに座らせました。 「あいにく夕飯をすました後で、何もないが」 「いや、飯の心配はいらない。遅くなると思い、町ですましたところだ」  男は魚の入ったカゴを、こわきに置きました。  老婆はそのカゴにチラッと目をやったあと、すぐ笑顔に戻って言いました。 「お客さん。実はどうしても隣の家まで行かないといけない用事があって、ほんのしばらく留守にするよ」 「隣の家? この暗いのにか?」 「なに、この原っぱの先に、わしの親戚の家があっての。慣れているので。

  • 广州Mark

    わしの一言で、腰を抜かしおったぞ」  さて、男は町で魚を仕入れて、それをかついで村へ戻って行きました。  ところが町でキツネの事を話して歩いたおかげで、帰り道の途中で日が暮れてしまいました。 (困ったな。月明かりもないこんな山の中で、野宿をするわけにもいかんし)  男が暗闇の中を手探りで歩いていると、向こうの方に明りが見えました。 (しめた。あそこで泊めてもらおう)  男が明りの方へ近づくと、そこには古びた家が一軒だけたっていて、戸の破れから中をのぞくと白髪(はくはつ)の老婆(ろうば)が一人で糸をつむいでいました。  気味の悪い老婆でしたが、男は思い切って戸を開けました。

  • 广州Mark

    むかしむかし、一人の魚売りが魚を仕入れる為に、町へつながる山近くの野道を歩いていると、キツネたちが二、三匹かたまって日なたぼっこをしていました。 (しめしめ)   男はキツネをおどかしてやろうと思い、草のかげに隠れてこっそりと近づき、いきなり立ち上がって叫びました。 「わっ!」  さすがのキツネも飛び上がって驚き、転がる様に山へ逃げて行きました。  男はそれを見て、大喜びです。 「あはははは。あのあわてよう。あんなキツネにだまされるなんて、よっぽどまぬけな人もいるものだ」  男は町で会う人ごとに さっきの出来事を自慢げに話しました キツネは千日先の事でもわかるというが、やっぱりただのけだものだ